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無いものねだり

  満員電車はウンザリ、都会の無機質さなんてもう沢山なんて、思ったことも多々あった。

  コロナの外出自粛もあり、自宅周りの散歩程度しかしない期間が長引き、無性にどっかの繁華街の雑踏に行きたくなる。向かった目的地は、久しぶりに小田急線に乗って「新宿」へ。(新宿を目指した本当の理由は別途紹介します)
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  新宿NSビルの1Fから天を見上げる
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  都会に住んでいれば、田園の穏やかな風景に憧れ、田舎に籠もっていれば、たまには都会の人混みの空気を吸いたくなる。「隣の芝生は青い」ってことでしょうが、まあ人間ってつくづく我儘なものです。

  この日(7月2日)、東京でコロナ感染者が100名を超えたというニュース速報が流れ、これはまずいと早々に引き上げる。(本当はどっかで一杯飲みたかったんですが・・)

「人生案内」にみる悩みの正体

  現在の購読紙は「読売新聞」、その看板連載記事である「人生案内」を、他の記事はさておき、毎日欠かさずに読んでいる。

  相談内容は十人十色だが、よくもまあ毎日途切れないで様々な悩みがあるものだと感心する。これに回答する一流の識者も流石なもので、相談者に寄り添いながら、社会の常識を伝え、社会生活のマナーや近所づきあいのコツ、人間関係の機微などを伝授する。ときには目から鱗が落ちる回答のこともある。

  季節の花「紫陽花」を求めて雨の中で(6月14日撮影、相模原北公園)
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  最近の相談内容の表題だけピックアップしてみると、「ずうずうしい義兄夫婦」「気の強い母に振り回される」「自分しか眼中にない義兄」「威圧感ある夫 話しづらい」「正社員の喫煙休憩 許せない」「モラハラ気質の父に苦しむ」・・・

  つまり、私の観察では9割以上の相談者の「悩みの正体」は、大括りにすれば「人間関係」であり、そして誰との関係かと言えば、日常的に付き合わざるを得ない職場(上司、同僚)、友人、親戚、両親、子、そして配偶者などのようだ。確かに「相性の良くない人」とはいるもので、仕事上であれば「この上司も3年も経てばいなくなる」と観念できる場合はまだいいのだが、関係性が近くそれを断ち切るのが容易でないほど、それは大きな悩みになる。

  でも、今回のコロナ禍で、多くの人が「人と会えないと寂しさを感じる」と言うのを聞いて、人間というのは結構自己矛盾しているなあと思ったりする。(本当は煩わしい面もあるくせに・・・・)

「親が子を思う気持ち」「子が親を思う気持ち」

  少々早いのだが、「父の日」のプレゼントを長男夫婦と娘からいただく。ありがとうございます。

  ①「親が子を思う気持ち」と②「子が親を思う気持ち」を時系列にグラフに書いたら、どういう風になるのだろうかと、ややくだらない考察をしていた。

 カワセミ狙いの公園の池でカワセミが見当たらず、カルガモの親子が被写体に(持っている一番の望遠レンズ、540mm相当で撮影)
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  ①は子どもが自立(結婚まで含める)するまではずっと高いし、その後もそうは下がらないかも知れない。(幾つになっても親は親)

  ②は幼児のときは最大だが、学校に上がって友が出来れば、それは次第に下がるだろう。思春期にはそのベクトルがマイナスになるかも知れない。そして親が老いて何やら心配な年頃になれば、また高まっていく。(私が母を心配するように)

  こんなことを何世代も繰り返しているだけだから、あんまり余計なこと考えなくて良いか。(写真のカルガモ親子、ひたすら可愛かったです)


邯鄲の夢

  コロナ関連のニュースばかりのTVを見ていて、何故だか大昔に漢文で習った『邯鄲の夢(かんたんのゆめ)』という故事を思い出した。(元理系なので、漢文なんて真剣に学んではいないはずなんですが・・)

「大辞林」(第三版)を引用すると

 出世を望んで邯鄲に来た青年盧生(ろせい)は、栄華が思いのままになるという枕を道士から借りて仮寝をし、栄枯盛衰の五〇年の人生を夢に見たが、覚めれば注文した黄粱(こうりよう)の粥(かゆ)がまだ炊き上がらぬ束の間の事であったという 「枕中記」の故事より

 近所の田んぼ、田植えが始まりました(28日撮影)
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  要は「栄枯盛衰のはかないことのたとえ」ということらしいが、世界中の人々が、あっという間のコロナ禍(たった数ヶ月間の「夢」)で、これから起きるであろう波乱に満ちた栄枯盛衰を疑似体験してしまったのではないかと感じてしまう。

  世界中の人が、企業が、国が本当に苦しむのは、これからが本番ということでしょうか。

奇貨おくべし

  60有余年生きてきて、恥ずかしいながら、この「奇貨おくべし」なんて言葉はついぞ知らなかった。

  コロナ禍関連の社説に登場した、この「奇貨」と言う単語、広辞苑をそのまま転記すれば『珍しい財貨』、『転じて、利用すれば意外の利を得る見込みのある物事や機会。「経済不況を奇貨として低価格商品を開発する。』とある。
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  3年前の満開の桜の時季に行ったことのある弘前、ブロ友の記事によって教えてもらった「静かに咲く 弘前公園の名桜」(NHK/BSP、5月9日午後1:30~午後2:12放映、23日にNHK・4Kで再放送予定→観たいけど4Kテレビないです)という番組を観る。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、閉鎖となってしまった今年(2020年)の弘前公園の桜の様子を、4K映像で無人の園内を、舐めるようなカメラワークと、人がいれば飛ばせないはずのドローンで映し出す。(上の写真は「弘前公園」のHPから拝借)

  まさに「奇貨おくべし」=「得難い機会だから、うまくこれを利用しなければならない」ということだろう。こんな映像は、コロナが終息して「普通」に戻って仕舞えば、今後絶対に撮れないのだから・・・(今やれること、今しか出来ないこと考えましょう)

プロフィール

風城しん

Author:風城しん
1950年代半ば生まれ。時間があるのでいろんなことに興味を持つ。日々、思うこと、感じたことを少しずつ書き留めて行きます。

2019年2月『直腸癌ステージⅢ』の宣告を受けて即入院手術。4月より半年間の抗がん剤治療、その後、一時的ストマ(人工肛門)閉鎖手術を年末に終え、現在は「経過観察フェーズ」中。

所属する神奈川写真会ホームページへは以下をクリックして下さい(2020/4月より「活動ブログ」「WEB写真展」などに投稿始めてます)

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【撮影機材】
ニコンD750
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR
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ニコン1/J5
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