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モノには寿命がある

  先日、リビングのエアコンを「本体購入・工事/分離発注」で格安で設置したと書いた。これとは別の、我が「男の居場所」と娘の部屋の2台のエアコンの効きも悪いことに気づく。

  我が家は築20年をちょっと超える。新築時に設置したほぼ同時に設置したエアコンなので、各部屋に設置されたエアコンが、一気に「寿命」を迎えたということなんだろう。

  先日の新宿街歩きで休んだスタバから見えた噴水(?)
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  人間の一番短い寿命の臓器はというと、腸と腎臓だそうだ。(『臓器の時間――進み方が寿命を決める』(祥伝社新書、伊藤 裕著)

  腸の仕事は二つ、一つは「食物の消化吸収」、もう一つは食物と一緒に体内に侵入しようとする外敵の排除、つまり「腸管免疫機能」というらしい。私の大腸(直腸)は老化が進み免疫力が落ち、様々な外敵が侵入に晒され続けて、最終的に癌化してしまったということだろう。人間の身体は、一つの臓器の不調が「ドミノ倒し」のように他臓器へ負の連鎖をしていくから、ますます手に負えない。

  不調のエアコンはお金を出せば、新品が買えるのだが、60年以上使い古した我々の臓器の寿命は早く気づいて優しく労るだけですぞ、ご同輩。

なぜ「若さへの憧れ」があるのか

  TVのCM、特にBSの民放を見ていると、その中身はかなり比率で、「若さ」を取り戻す、または保つ(化粧品、医薬品、健康補助食品、運動器具、ジムなど)、商品であったりサービスなどが多いことに気づく。

 久しぶりの街歩きにて、ショーウィンドーのマネキン(新宿/モザイク通り)
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   例えば、化粧品CMでは、高齢女性モデルを起用して、「20代女性の肌がキレイなのは当然だけど、60代女性の肌が若さを維持し、そして美しいことには相当な価値がある」てな感じの作り方をしているCMの類が目につく。

  今週、所属する写真会に26歳の男性の方が入会し、月例会で会ったのだが、オジサンの私でも直感的にその「若さ」を羨ましく感じたりしてしまう。

加齢で気をつけることが多くなる

  あれなんだっけ〜と、有名人の名前の出てこないことなど、日常茶飯事でちっとも驚かない。こんなことは歳をとれば、皆同じだろう。でも、他人に迷惑をかけるのはちょっとマズイ・・・

  通っているフィットネスクラブの男子ロッカー入り口、下駄箱(靴箱)の上に、半月以上前から履き間違えの靴が写真のように置いてある。誰かが同じ新品の靴を履いて行ってしまい、返してこないらしい。
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  若い人なら、他人の靴を履けばその感触で、すぐ分かりそうなもんじゃないと思うだろうが、オジサンたちの間ではこういうこと結構起きるんです。前職場でも二次会のスナックで、似たような事件に遭遇したことがあった。でも、あの犯人(後で同僚であることが判明)はかなり酩酊していたのでまだ言い訳できるが、今回は現場がフィットネスクラブなので、健康体でシラフのオジサンが犯人のはず、これも加齢のなせることなんでしょうか。

  帰り際に女性の下駄箱の上にも同じような履き間違いの靴がありました。オジサンだけが間違える訳ではなく、オバサンも間違える。男女関係なく、やはり加齢なんでしょうか。(ご同輩、気を付けましょうとか言いながら、立体駐車場のどこに自分のクルマを停めたか、ときたまわからなくなることがある自分・・・)

親が亡くなったらやること

  ここ最近、二人の知り合い(ブロ友、会社同期)の御母堂が亡くなり、その後の諸々の手続きなどに追われているらしいことを知る。

  還暦を過ぎる年齢になれば、もし存命であればその親もかなりの歳(90歳前後またはそれ以上)のはずで、現在の高齢化社会の中でも、いつかは「そのとき」が来ることは、誰もが頭ではわかっているはずだ。
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  しかしながら、現在満88歳の母と同居している長男である私、「そのとき」以後に何をすれば良いのか、諸事手続きの順番とかその期限とか全くわかっていない。

  「亡くなったら具体的にいつまでに何をしなければいけないのか?」「忘れるとまずい手続きって何なのか」など、冷たいようだが、こんな情報はネット上にたくさんあるだろうから、あらかじめプリントアウトなどして、準備しておくべきなのだろう。(こういうことは先送り、何も手をつけそうもない自分です・・・)

ボケが美しいこともある

  同居している母、米寿を超えて身体に痛いところはないと言う。重たい米などを除き、買い物は自分で歩いて近所の小さなスーパーに行き、食事は基本は自分で作っている。(何もかも手伝うと早くボケる)

  ただし、こちらが言ったばかりことなどすぐ忘れてしまうのには、単身赴任から帰って来た直後、少しばかりびっくりした。
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  過去の同じ話は何度も繰り返すし、もう曜日感覚なんてほとんど無いに等しい。耳は遠く、デイサービスのお迎えのピンポーンという玄関チャイムが鳴っているのに呑気にTVを観てたりする。

  でも、せっかく長生きしても、自分の周囲の人のアラが見えすぎて、それがストレスになるのも如何なものか。時間に追われず、嫌なことなどすっきりとスパッと忘れてしまうのだったら、そう悪くは無いのかもしれない。
(写真だって、全ての景色が写るより背景はボケた方が美しい場合だってある・・・)

プロフィール

風城しん

Author:風城しん
1950年代半ば生まれ。時間があるのでいろんなことに興味を持つ。日々、思うこと、感じたことを少しずつ書き留めて行きます。

2019年2月『直腸癌ステージⅢ』の宣告を受けて即入院手術。4月より半年間の抗がん剤治療、その後、一時的ストマ(人工肛門)閉鎖手術を年末に終え、現在は「経過観察フェーズ」中。

所属する神奈川写真会ホームページへは以下をクリックして下さい(2020/4月より「活動ブログ」「WEB写真展」などに投稿始めてます)

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【撮影機材】
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