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シェナンドー河

  BS録画しておいた『シェナンドー河』(原題:Shenandoah、主演ジェームズ・ステュアート、アメリカ、1965年)を視聴。

  時は南北戦争の最中、広大な農場を経営している主人公(ジェームズ・スチュアート)は、戦争にまきこまれず中立をひたすら守っていた。彼は妻なきあと7人の子供たちと暮らしていたが、南軍の将校が来て、息子たちの参戦を申しいれたり、北軍からは軍馬の徴用にやってくるが、彼は両方ともきっぱりと断わる。
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  こんなときに末っ子が偶然拾った南軍の帽子をかぶっていたばっかりに、北軍の捕虜になってしまう。主人公一家は末っ子を探すために、子どもが生まれたばかりの長男夫婦をおいて、これを追いかける旅に出ることになる。

  一家はいやおうなく戦争にまき込まれ、長男夫婦は留守の間に戦火の混乱の中で略奪者に殺され、次男は旅の途中で銃弾に撃たれて死ぬ。戦争というのは、今も昔も、どんな個人であっても、国家や社会から独立することは不可能、結局のところ巻き込まれてしまうことになる。

  この映画、西部劇という形はとっているが、この映画の制作年の前年にベトナム北爆が行われるなど、ベトナム戦争に最も多数のの米兵を送っていた時代であり、「ある種の反戦映画」とも言えるのではないか。 (個人的には思い出深い「卒業」のキャサリン・ロスが初出演した作品らしい)

コメント

No title

この作品は、私もテレビで見たことがありますが、ほとんど、西部劇だけ作り続けたアンドリュー・V・マクラグレン監督の作品の中では、一番の力作であり、戦争の大義名分よりも、その中での家族としての生き方を描いたという点で、ウィリアム・ワイラー監督の『友情ある説得』と並べてもいい傑作だと思います。もっと評価されてよいのではないかと思いますので、ここにコメントを加えさせていただきました。

Re: No title

お詳しいのですね。

> 戦争の大義名分よりも、その中での家族としての生き方を描いた

その通りです。あと、アメリカにもこの当時には家父長制が本当に色濃く残っていたんですね。

>ウィリアム・ワイラー監督の『友情ある説得』と並べてもいい傑作だと思います

この作品知りませんでした。機会があれば、是非観てみたいと思います。
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プロフィール

風城しん

Author:風城しん
1950年代半ば生まれ。時間があるのでいろんなことに興味を持つ。日々、思うこと、感じたことを少しずつ書き留めて行きます。

2019年2月『直腸癌ステージⅢ』の宣告を受けて即入院手術。4月より半年間の抗がん剤治療、その後、一時的ストマ(人工肛門)閉鎖手術を年末に終え、現在は「経過観察フェーズ」。

【撮影機材】
ニコンD750
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR
AF-S NIKKOR 70-200mm F4G ED VR
Ai Nikkor 50mm/F1.4S
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED

ニコン1/J5
ニコン1/V2
1 NIKKOR VR 10-30mm F/3.5-5.6 PD-ZOOM
1 NIKKOR VR 6.3-13mm F/3.5-5.6
1 NIKKOR VR18.5mm F/1.8
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