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人生は「2周目」からがおもしろい

  待ち時間が長そうだと、病院に持っていった軽めの本(重さ的にも内容的にも)は、『人生は「2周目」からがおもしろい』 (青春新書、齋藤 孝著)。

   この著者が言う「2周目」とは、人生100年時代の折り返し50歳から(以降)の人生を言っている。それまでの50年(1周目)と違う面白い人生を送るための物の見方を指南する。
2周目
   1周目を当に終えて、2周目も1/3を走り終えている私には正直なところあまり目新しいものはなく、この人の著作をかなり読んでいるので、ある種の既視感が付き纏う話が多い。一つだけ、ここで取り上げるとすると、「コントロール可能な問題かどうか」「自分の課題かどうか」を気にすれば、本当に自分が取り組まなければならない課題なんて、人生にそう多くはないということ。

  周りはみんな「2周目」、いろいろと悩み多いですなぁ。(「遊んじゃお主義」デス)

#人生は「2周目」からがおもしろい
#齋藤 孝

虫とゴリラ

  二人の解剖とフィールドワークという実践者の対談本、『虫とゴリラ』(毎日新聞出版、養老 孟司、 山極 寿一著)。

  ゴリラは寝るとき、必ず誰かの(もちろん他のゴリラ)の肌と接触して寝るんだそうだ。そう言えば、初孫ちゃんも指を差し出せば、必ず握りかえすのは、触覚が「つながる」には大切な感覚だということらしい。ところが今の人間社会で、居酒屋で話が弾んだ、隣の女性の手をいきなり握ったりしたら、それこそ「きゃー」などと叫ばれて、ヘンタイ扱いされることは間違いない。
虫とゴリラ
  こうした虫とゴリラの学者が人間を全く違う視点で観察する話が続く。だから何なんだ、というご意見もあろうが、物の役には立たないけど、自身が面白いと感ずることを追うのは、悪い趣味ではないと思っている。生物学的には意味のないことを考えるのは、半端なく大きな脳を持つ人間が人間たる所以ではないか・・・(大層なご意見)

   な〜んて生活のための家事に疲れて、自ら進んで読む(知的能動的な)本もまた良し。(ホントか)

#虫とゴリラ
#養老 孟司
#山極 寿一

よくわかるキリスト教

  世界、特に欧米文化を理解するためにはキリスト教を理解しなくちゃなどと、手に取ったのは『よくわかるキリスト教』( PHP研究所、土井 かおる著)。

  この本に至る前に、小難しい聖書の本など読み出してみたが、さっぱりわからんとあっさり投げ出す。信者でもなく、教会に通ったことなどない私、平和を希求しそうな宗教が、なんでこうも残酷な戦争の歴史を繰り返して来たのだろうと素朴な疑問を抱く。
キリスト教
  キリスト教もイスラム教もユダヤ教から派生したという生い立ち、旧約聖書や新約聖書に書かれている逸話の数々、一般の日本人が持たない「契約」や「原罪」という概念、残虐な十字軍、魔女狩り、カトリックとプロテスタントの対立、その後の宗派分裂・・・これらを断片的には知ってはいたが、一気にやさしく解説してくれる。

  初歩的な基礎知識をわかりやすく示してくれるガイドブック。(オススメ)

#よくわかるキリスト教
#土井 かおる

成吉思汗の秘密

  大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観ている方なら、源義経の首桶を抱き締め、慟哭する源頼朝(大泉洋)というシーンを鮮明に覚えているのではないか。(下写真)
首桶
  この場面を観た私、若いときの読んだ『成吉思汗(ジンギスカン)の秘密』 (光文社文庫、高木 彬光著)を思い出し、無性に読みたくなる。ここで、この小説を説明するのはやめておくが、再読したくなった理由を述べてみる。
jinngisukann.jpg
  奥州衣川で義経は自決したとされているが、鎌倉にその首が届けられたのが、43日後と不自然に長い。衣川〜鎌倉は約500kmほど、つまり130里だから、1日3里ほどしか進まないことになる。江戸時代の徒歩の旅程などをみると、1日8〜10里が普通。しかも衣川の戦いは今の暦なら6月中旬、首実験は8月初めというから「クール宅急便」などない時代に、焼け爛れた首が原形を留めていたのだろうか。

  こんな疑問から、「義経=成吉思汗(モンゴル帝国の創始者チンギス・ハン)説」をベッドの上で推理していくという小説。初刊は1958年というかなり古い本だが、今読んでもエンタメとして、下手な映画やTVドラマよりずっと面白い。(きっと図書館にあります、本当にオススメ)

#成吉思汗の秘密
#高木彬光

おとなの教養  私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

  今の自分のテーマにぴったりだなと、副題を見て借りてきた『おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?』 (NHK出版新書、池上 彰著)。

  著者が本書で取り上げる7つは、「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」。「自分がどういう存在なのか」を考えようとするときに必須科目だという。
おとなの教養
  著者のTVでの語りそのままのような文体ですらすら読める。内容は広くて深くはないが、自らの教養なるものがいい歳になっても、所詮は浅い私には入門の入門ということでちょうどいい。この本の初版発行は随分前の2014年なのだが、「人間と病気」の章など、コロナの脅威を予見したかのようだ。

  「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる」とはこの本の序章に書いてあった言葉だが、気になる項(例えば「宗教」)なんかはもう少し難しい本を読んでみようかと思う。

#おとなの教養 
#私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
#池上 彰

プロフィール

風城しん

Author:風城しん
1950年代半ば生まれ。時間があるのでいろんなことに興味を持つ。日々、思うこと、感じたことを少しずつ書き留めて行きます。

2019年2月『直腸癌ステージⅢ』の宣告を受けて即入院手術。4月より半年間の抗がん剤治療、その後、一時的ストマ(人工肛門)閉鎖手術を年末に終え、現在は「経過観察フェーズ」中。

所属する神奈川写真会ホームページへは以下をクリックして下さい(2020/4月より「活動ブログ」「WEB写真展」などに投稿始めてます)

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【撮影機材】
ニコン Z6Ⅱ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
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AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
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