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全身麻酔手術の術後ジイサン

  全身麻酔手術後の話。

  申し込んだ個室は混んでいたらしく、4人部屋に入院。この辺りは「消化器」外科、入院するのは、胃から大腸にかけて何らかの疾患がある(がんが多い)手術予定の人たち、すなわち40歳台以下の屈強なオトコが対象であるわけがなく(例外もあるとは思うが)、本当にジイサンばかり。(自分含む)

  写真 「アルプス展望広場」(長野県上水内郡小川村)からの帰り道、立ち寄った白馬村を流れる川
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  入院時には看護婦さんにオヤジギャグ連発で、威勢がいいのだが、消化器官切除の全身麻酔の手術が終わって病室に戻れば、起きていても大きな声など、もはや出せない、いかにも病人ビョウニンになってしまう。悲しいかな、術後は身体中にたくさんのクダが付いている、手術箇所からドレイン、点滴、麻酔、尿(通称「オシッコのクダ」)、心電図など、数本あるのが普通。こんな状況で、更に術後の痛みがかなりあるのが普通、これで元気だったらおかしい。

  特に「オシッコのクダ」につなげた尿が入った袋をぶら下げた点滴柱を引きずりながら、トボトボ歩くジイサンの背中を丸めた後ろ姿は実に悲しい。(個人的にもこれを最後の手術にしたいもの)

#全身麻酔手術の術後ジイサン

「腹壁瘢痕ヘルニア」手術後記

  今回の手術の備忘録。

手術前日  ノー天気に、PCやらiPadと本をたくさん詰めこんだキャリーバッグ持参で入院。個室を申し込んだはずだが、満室とのことで4人部屋になっちゃったのは誤算。
手術当日  午前9時から手術、所要時間は3時間強。元々はこの日は腹壁と腸の癒着の剥離のみする予定だったものが、癒着少なく、一気にメッシュを入れることになる。(手術はこの一回で完)

写真 入院騒動で今年は梅の花が見れないかもと、入院前々日に訪問した「小田原フラワーガーデン」。白梅、紅梅も蝋梅も結構咲いていました(誰かが忘れた手袋が春らしい)
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術後2日目  全く身動きできず、姿勢を変えようとベッドの角度を少し変えただけで悲鳴が出るほどの激痛。
術後3日目  個室の空きが出たので、並べたベッドの上を1m移動するのに。痛みで15分くらいかかる。歩きましょうと立ち上がったところで、痛みが強くて、この日は歩くの断念。
術後4日目  午前中、レントゲン撮影のため車椅子移動、立たされたり、ベッドに横たわったり、辛いこと甚だしい。術後初めて、おかゆ食を口にする。夕刻、院内一周コース(115m)をゆっくりと歩く。
術後5日目  薬の管理を任される。初のソファで食事。尿の管がやっと外れ、自力トイレが始まる。

  大きなメッシュを腹部に入れて、しかも何十箇所もタッカーというので筋膜に留めているらしく、以前の手術(直腸切除)と比較にならないくらいの術後の痛み・・・(以前は術後2日目に歩いた)

#「腹壁瘢痕ヘルニア」手術後記

今日から入院します

  突然ですが、今日から入院します。(母のコロナ陽性騒動で、実は予定より約1ヶ月遅れ)

  ほぼ3年前に一時的人工肛門の閉鎖手術をしたが、その傷跡(瘢痕)は、傷がない部分と比べると弱く、この部分から内臓が皮膚の下に脱出する病気。おなかの表面がふくらんで見え、自然に治ることはないらしい。(腹壁瘢痕ヘルニア)

  写真 年末に息子夫婦が冬キャンプをしていた箱根・芦ノ湖キャンプ村近くから
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  ということで、手術は人工補強材(メッシュ)を使用して、弱くなった部分全体を広く覆い閉鎖するというもの。ガンの再発や転移ではなく緊急のものではないが、体力のある内にやっておきたいという私の要望を、「リスクはありますよ」という主治医に聞き入れてもらう。

  全身麻酔手術を間をおいて2回予定。(病室にPC持ち込みますが、毎日のブログ更新が滞ったら許して)

#今日から入院します

我が家のコロナ騒動(続)

  高齢な母がコロナ陽性になった、我が家の大事件の続き。(未体験者への情報共有化のため書きます)

  母の部屋に入るときはマスクして、朝昼晩の食事を出して、手洗いを欠かさない。コロナ発生直後から準備していたオキシパルスメーターや非接触体温計で、体調に急変がないかを見ている。急変の場合の24時間対応の連絡先も教えてもらう。
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  これらに加えて、施設から届けてもらった「ラゲブリオ」という予後の薬を、一日2回飲ませている。濃厚接触者に相当するであろう私たち夫婦も、準備していた抗原検査キットを使ってみるが「陰性」、でも人混みに出かけるわけにはいかないよね。(必要不可欠な買い出しなどは行かざるを得ない)

  危機に備えていたモノたちが役立って、社会のフォローもありがたいけど、最後に頼りになるのは自力。特に、一人暮らしの方は準備怠りなくしなくちゃ。(ワクチン接種のせいなのか今のところ発熱などなく過ごしてます)

#我が家のコロナ騒動

白内障術後はパープル

  白内障の手術(左眼)から一週間以上経ち、その見え方について。

  術前と比べて、一番顕著な違いは何だろうと、一枚の写真で表現すると「ガスレンジの炎」(つまらないもので、すみません)の色合いかなと思ったりする。以前より、パープルというか、紫色強くがかっているように見える。(下写真 目で見た感じになるように、現像で色温度調整)
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  術前は、水晶体が加齢によって黄色味を帯び、青色をはじめとする短波長の光が目に入りにくくなっていたのが、手術によって短波長の光が入るようになることで、青色の光が目に入りやすくなっているのかと思われる。

  そんなワケで、青空に白い雲がひたすら綺麗に見え、樹々のディーテルがやたらと目につく視界を取り戻してます。(フィットネスクラブもゴルフ練習場も再開)

#白内障術後はパープル

プロフィール

風城しん

Author:風城しん
1950年代半ば生まれ。時間があるのでいろんなことに興味を持つ。日々、思うこと、感じたことを少しずつ書き留めて行きます。

2019年2月『直腸癌ステージⅢ』の宣告を受けて即入院手術。4月より半年間の抗がん剤治療、その後、一時的ストマ(人工肛門)閉鎖手術、腹壁瘢痕ヘルニア手術を経て、現在は「経過観察フェーズ」中。

所属する「神奈川写真会」(旧称)、「写人会」のホームページへは以下をクリックして下さい(2020/4月より「活動ブログ」「WEB写真展」などに投稿始めてます)

➡︎神奈川写真会HPへ

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