2023/02/14
全身麻酔手術の術後ジイサン
全身麻酔手術後の話。申し込んだ個室は混んでいたらしく、4人部屋に入院。この辺りは「消化器」外科、入院するのは、胃から大腸にかけて何らかの疾患がある(がんが多い)手術予定の人たち、すなわち40歳台以下の屈強なオトコが対象であるわけがなく(例外もあるとは思うが)、本当にジイサンばかり。(自分含む)
写真 「アルプス展望広場」(長野県上水内郡小川村)からの帰り道、立ち寄った白馬村を流れる川

入院時には看護婦さんにオヤジギャグ連発で、威勢がいいのだが、消化器官切除の全身麻酔の手術が終わって病室に戻れば、起きていても大きな声など、もはや出せない、いかにも病人ビョウニンになってしまう。悲しいかな、術後は身体中にたくさんのクダが付いている、手術箇所からドレイン、点滴、麻酔、尿(通称「オシッコのクダ」)、心電図など、数本あるのが普通。こんな状況で、更に術後の痛みがかなりあるのが普通、これで元気だったらおかしい。
特に「オシッコのクダ」につなげた尿が入った袋をぶら下げた点滴柱を引きずりながら、トボトボ歩くジイサンの背中を丸めた後ろ姿は実に悲しい。(個人的にもこれを最後の手術にしたいもの)
#全身麻酔手術の術後ジイサン