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広角レンズが役立つ 《知覧武家屋敷庭園/鹿児島県知覧市》

  今回訪れた鹿児島旅で一番印象が深かった「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧の武家屋敷群。

  江戸時代、薩摩藩は領地を外城と呼ばれる102の地区に分け、地頭や領主の屋敷である御仮屋を中心に麓と呼ばれる武家集落を作り、鹿児島に武士団を結集させることなく分散して統治にあたらせた。その中で現存するのがこの知覧の「武家屋敷庭園」。
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  「知覧麓の武家屋敷群は、薩摩の麓の典型的な作例の一つで、折れ曲がった本馬場通りに沿って連なる石垣と生垣からなる景観にも優れ、我が国にとってその価値は高い。」として、昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。
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  上記はHPからの受け売りだが、薩摩の中心(鹿児島市から30数km)から随分離れているのに、ここを治めた上級武士の庭園の立派さは一体何と唸りたくなる。各庭園は京都の寺社とは違いそれほど広くはないので、今回の庭園撮影には新規導入の広角レンズが役立つ。

  薩摩を扱う大河ドラマのロケ地としても有名。(例えば、「篤姫」)

#広角レンズが役立つ 
#知覧武家屋敷庭園
#鹿児島県知覧市

once in a generation

  年末に米国を襲った寒波の英語ニュースで気になった言葉、"once in a generation"

  「一世代に一度の」とでも訳すのだろうか、世界的な異常気象はあちこちで見られて、今月は日本にも記録的な寒波襲来。今年も大雨、暑さ、台風(ハリケーン)などに対して、いくつの"once in a generation"が発せられることか。(日本語では「数十年に一度の」か)

  写真 寒波の中、湖からの波しぶきを浴び氷に覆われた建物(ニュースより)
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  いろいろな歴史の本を読むと、"once in a generation"の大きな自然災害など当たり前。たとえば、結構記録が残っている江戸時代の歴史を調べれば、大水害、火山噴火、大地震、津波などが山のように出てくる。戦争だって78年前にはあったし、我々の世代の記憶からは薄れているが、日本にも感染病の歴史だってあった。

  "once in a generation"やこの範囲を超える何かが、これからもあるってことか。(賢者は歴史に学ぶ)

#once in a generation

運転中は歴史のお勉強

  一人での運転中に「オカモトの歴史実況中継」(下写真はYoutube画面)のポッドキャステイングを聴くことに、最近ハマっている。

  たまたまAmazon musicのオススメのポッドキャスティングで、「ちょっと歴史が好きなサラリーマン、オカモトです」で始まる、このチャンネルの「銃・病原菌・鉄」の#1を聴いてしまったのがキッカケ。
オカ歴
  『銃・病原菌・鉄 』 (草思社文庫、ジャレド・ダイアモンド著)は息子に借りて読んだ記憶があるのだが、結構難解であり、今でも頭に残っているかと言えば、残念ながらノー。その点、このポッドキャスティングは一編が10分強の長さなので、ちょっとそこいらを所用で運転する時間にマッチする。

  安直に歴史興味を煽り、読書意欲を掻き立てる作戦。(「サピエンス全史」「ざっくりフランス史」などいろいろなシリーズあり、Youtubeでも観られるので、そちらの方がわかりやすいかも)

#運転中は歴史のお勉強
#オカモトの歴史中継

なぜ、いま仏像なの 《日向薬師/神奈川県伊勢原市》

  若いときには全く関心がなかったはずの仏像、歳を重ねるとなんとなく興味が湧いてくる。(まだ「興味」にも至らないかも・・・)

  近くにあるけど、何の知識もない「日向薬師」、ここは「宝城坊」、または「霊山寺」(りょうぜんじ)といわれ、奈良時代(716年)に、僧・行基(ぎょうき)により開創、1300年の歴史があり、日本三薬師の1つでもあるという。ここの宝殿の特別展覧会が開かれていたことを失念、会期末ギリギリに拝観する。(300円)
宝城坊
  ご本尊の薬師如来、両脇に立つ日光・月光菩薩、これらに付き従う十二神将など全て木造。しかも鎌倉時代初期の制作というから、よくもまあ天災や火事などに合わず残っていたものだ。何となく仏像って、京都や奈良、まあ鎌倉あたりにしかないんだろうなんて思ってしまうが、意外と近いところに由緒正しいのがあるものだ。

  ライティングなどはやはり国立博物館などの展示に比べると、ちょっとアレなんですが・・・(HPで音声解説聞けます)

#仏像
#日向薬師
#宝殿特別展覧会

都立庭園めぐり《六義園/東京都文京区》

  紅葉名所は都内にいくつもあるが、今回、都内散歩で訪れたのは「六義園(りくぎえん)」(東京都文京区)。

  元々は徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が、自らの下屋敷として造営。大河ドラマ「青天を衝く」で毎週出てくる三菱の岩崎弥太郎が明治になって、荒れ果てていたこの庭園を買い取って整備し直し、その後東京市に寄贈とある。
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  都内の勤務が長かった割には、都立庭園なんてほとんど知らず、ここも初めて。今年はライトアップも行われていないそうで、陽が高い時間帯ということもあり、写真的にはあまり期待しないで園内散歩するが、標高35mの築山があるなど、山手線駅から徒歩で行ける人工的な庭としては広大。

  多くの火災や関東大震災や東京大空襲の被害もなかったというこの回遊式庭園、本当の自然を江戸時代の人(歴代徳川将軍が訪れている)も見たかったんだろうな。(11/26訪問時、紅葉の色付きはイマイチ)

#六義園

プロフィール

風城しん

Author:風城しん
1950年代半ば生まれ。時間があるのでいろんなことに興味を持つ。日々、思うこと、感じたことを少しずつ書き留めて行きます。

2019年2月『直腸癌ステージⅢ』の宣告を受けて即入院手術。4月より半年間の抗がん剤治療、その後、一時的ストマ(人工肛門)閉鎖手術、腹壁瘢痕ヘルニア手術を経て、現在は「経過観察フェーズ」中。

所属する「神奈川写真会」(旧称)、「写人会」のホームページへは以下をクリックして下さい(2020/4月より「活動ブログ」「WEB写真展」などに投稿始めてます)

➡︎神奈川写真会HPへ

➡︎写人会HPへ



【撮影機材】
ニコン Z6Ⅱ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AI AF Nikkor 35mm f/2D
AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8

ニコンZ50
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
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