2017/07/31
コンスタンティノープルの陥落
自宅に置いていた昨年12月購入『コンスタティノーブルの陥落』(塩野七生著、新潮文庫)を読み直す。結果的には、今回の「イスタンブール旅」へきっかけになった本で、この本を読了後イスラム教やオスマン帝国などに興味が湧き、旅に行く前に、主にこの地の歴史書を中心に数冊の本を読むことになる。
旅の前には地名などが分からずその都度、地図で確認していたのだが、旅の後になればスラスラ読めてしまう。コンスタンティノーブルが陥落したのが1453年、この戦いを描いたこの本によって、それ以前のキリスト教社会からイスラム教社会に変わったイスタンブールの歴史を知るには、ちょうど程よい本と言える。海外の旅の前に、これほど歴史をこれほど学んで行ったのは初めて、今回の旅は自分の中では今まで以上の「歴史旅」ということになった。(ローマに行ったときも、事前にもう少し勉強してから行けばよかった)