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縄文人の仕事時間は2時間?

 この間、読了したばかりの『縄文文化が日本人の未来を拓く』(小林 達雄 著、徳間書店)にこんな記述がある。(以下、引用)

『仕事時間について見ても、狩猟採集民だったからといって何日も何日も獲物を追いかけなければならなかったというわけではありません。狩猟採集民のオーストラリアのアーンヘム・ランド族などでは1日2〜3時間の労働で2日分以上のカロリーを確保することができ、残りの時間はおしゃべりやゲームに費やすことができているのです。』
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 この1日2〜3時間の労働時間というのが正しいかどうかはなんとも証明するすべがないのだが、どうやら縄文時代以降に「農耕」が始まって、毎日毎日のように集団の構成員全員に多くの労働が要求されるようになったというのは事実のようだ。
 自分の解釈を加えると「農耕=農業革命」、これに更に「産業革命」が加わって、人々は「毎日多くの時間働かねばならぬ」という労働観を作っていったのではないかと思う。さすれば、この労働観は人類の歴史から見れば、ごく最近のものということになる。
 これは「日本人は和食(白米を主食にした料理、糖質過多)」でなければという固定観念(白米を庶民が毎日食べれるようになったのはつい最近)と同じようなものと言ったら言い過ぎだろうか。

プロフィール

風城しん

Author:風城しん
1950年代半ば生まれ。時間があるのでいろんなことに興味を持つ。日々、思うこと、感じたことを少しずつ書き留めて行きます。

2019年2月『直腸癌ステージⅢ』の宣告を受けて即入院手術。4月より半年間の抗がん剤治療、その後、一時的ストマ(人工肛門)閉鎖手術、腹壁瘢痕ヘルニア手術を経て、現在は「経過観察フェーズ」中。

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