2020/02/29
「インド料理」はハズレが少ない
自宅から歩いて行ける範囲に、長く潰れないで商売を続けている「インド料理店」がある。昨年は病気ゆえ、あの油っこさと香辛料に耐えられそうもなく、とても食べる気になれなかったのだが、しばらくぶりに行きたくなる。頼んだのはランチセット(850円)、好きなカレーとサラダ、これが食べられるだろうかという大きなサイズのナンがセットになっている。ついでに、せっかくだからとタンドリーチキンもオーダーする。

台湾駐在のとき、シンガポールの別会社のポジションを兼任しており、毎月数日間、定期的にシンガポールに滞在していた。そのときに「インド料理」に馴染んでいったのだと思う。多様な文化、民族がいるシンガポールでは様々な国の料理を楽しむことが出来る。和食、中華、マレー料理、イタリアンなど、その中でインド料理は物価の高いシンガポールの中では比較的安価で、個人的には最もハズレがないのではないかと思っていた。
私が考察したハズレが少ない理由は、香辛料が強いので食材の鮮度や品質はあまり影響しないのではないか。最もハズレが多いのは「和食」かもしれない。(舌が肥えているということもある)
会計のときに給仕してくれたお姉さんに「インドのどちら出身ですか?」と尋ねると、「私はバングラデッシュです」とのこと、厨房内もインド・バングラデッシュ混成軍のようだった。(料理人の腕もあまり問わないのかも・・・)