2022/06/27
同級生O君の闘病スプリット(続々)
今年の2月からの3種類目の抗がん剤治療は入院2泊3日で、点滴がなんと50時間に及んだものだと聞く。4週毎にたった2時間の点滴で、第5クール目の点滴を拒絶した私からみたら、なんとも凄まじい治療だろう。そんな中でも、彼は体調が悪いはずなのに、タイミングを見計らってか、出かけようとしていた。相当辛かったはずの4月初旬に一緒に桜を撮りに歩いたり、4月中旬には私の所属する写真クラブの写真展にわざわざ来てくれた。

最後に私が屋外で彼を見たのは、これも無理に私が誘った感が強いのだが、GWに高校時代の友人たちとのBBQ。長時間はもう無理だったからだろうか「顔見せだけね」と参加して、持ってきたくれたサザエを上手に捌いてサザエの刺身を作ってくれた。(写真)
このとき既に抗がん剤治療はこれ以上やらない(つまり緩和ケアに入る)ことを告げられていたと後で聞いた。来年の桜が見れないという気持ちは如何許りだったのだろう。
#闘病スプリット
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