2023/05/26
陸上自衛隊「装備」のすべて 知られざる戦闘力の秘密に迫る
ロシアにおけるウクライナ侵攻、このところ観た戦争映画の影響で、軍事的興味が高まり、『陸上自衛隊「装備」のすべて 知られざる戦闘力の秘密に迫る 』(サイエンス・アイ新書、毒島 刀也著)を手に取る。現在(この本の執筆は2012年)の陸上自衛隊の体制を説明し、装備を広く浅く列挙している本。例えば、師団(6〜9000名)や旅団(2〜4000名)の規模感(これは欧米諸国とは違う)、日本が5つの方面隊(北部、東北、東部、中央、西部)によって守られているなんて基礎知識すらない私。

全ての装備を語ることはできないが、ウクライナを見ていても、いくら最新兵器が出てきても、なくならないのが歩兵。彼らが持つ銃、現在の主流は1989年に制式採用となった「89式5.56mm小銃」。これが軽量化を図ったと言いながら、3.5kgもある。山岳写真家たちのカメラ装備をみても、これを(他の装備もある)持って野山を駆け巡るのは、さぞやしんどいことだろう。数多い装備品、こんなのがあるのかの驚くものも多い。(例えば、砲火のもとで5分で18mの橋をかける戦車)
「ただ平和を願うだけでは、戦いはなくならない」だろうな・・・
#陸上自衛隊「装備」のすべて 知られざる戦闘力の秘密に迫る
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